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夫の潰瘍性大腸炎 奮闘記(1)

潰瘍性大腸炎の疾患をもつ夫と結婚して7年の歳月が経ちました。

 

結婚してすぐに夫の壮絶な再燃を真横で経験し、本当に…「辛い」なんていう一言では言い表せない苦しみを体験しました。

 

「何をやっても、どうやっても・・どうして潰瘍が治らない?」「どうしよう、どうしよう」って心の中でいつも唱えていました。お経のように・・

 

正直、結婚する前は、酵素玄米などの食事療法や光線治療東城百合子先生が教えてくださっている手当て方法などで「治る」と思ってました。

 

そう・・・とつても甘かったのです。

 

難病」とはこういうものなのかと・・・

 

結婚して再燃が始まった頃、すぐに甲田光雄先生が教えてくださっている西式健康方法の食事療法の部分のみと、ゲルソン療法に特化してやりすぎてしまったため、急激に体力が衰え、ガリガリに痩せてしまいました。冗談ではなく、本当に骨と皮に近い状態に・・本当に見るに耐えない姿でした。

 

今思うと、身体が急激に毒素を排出しようとしていたのかもしれません。ステロイドの副作用とみられる「大腿骨頭壊死症」を発症しました。動くと激痛がはしるらしく、会社へ出勤できなくなりました。再燃中でしたので、トイレに急いで行けないのが見ていて本当に辛かったです。。

 

この時は、光線治療が本当に効いてくれて助かりました。一日中、大腿骨に照射することで激痛も引いてきたようです。コウケントーの光線は傷などには劇的に効くのですが、ステロイドの副作用はどうだろう・・と正直不安でしたが、さすが黒田光線でした。数日後には普通に歩けるようになってました。(4年が過ぎた今もこの時の痛みは発症していません。)

 

が・・・、一難去って、また一難です・・・

 

今度は「肛門周囲膿瘍」がやってきました。

 

肛門のそばに膿が溜まってしまい、またしても普通に歩くことができなくなりました。一度、インターネットで評判が良かった新橋の肛門科のクリニック行き、膿を出してもらったのですが、期待外れな治療でした。

 

結局、光線を患部に照射して治そう!ということになり、一日中ガンガンに照射し続け、膿はどんどん大きくなり、怖いぐらいに風船みたく膨らみ・・・(汗)これは穴をあけて膿を出すしかないと思い、針を消毒してブツンと刺してみました。

 

ブツン・・・きゃぁ~膿が出るわ出るわ~

 

もう大変な量の膿が出てきて、そばにはティッシュしか置いていなかったため、膿が出きる頃にはティッシュの山となってました・・・

 

夫は何が起こっているのかわからない状態で、わたしは夫の肛門周囲膿瘍と格闘し・・・わたしは一人でパニクリ・・あんな経験は二度としたくありません(苦笑)

 

膿が出きってしまうと熱も下がりました。普通に歩くこともできるようになり、さすが黒田光線!ありがとう!しかし、あの新橋のクリニックはなんだったんだろう・・・正直お金の無駄でした。

 

そんなこんなで、壮絶な再燃を2年ほど経験した頃、夫の出向先が変わり、緩解へと向かっていきました。

 

結局、再燃のきっかけは仕事のストレスだったんかい・・・?というか、今となっては精神的ストレスによって再燃が引き起こされると思ってます。客観的に見ていてそう思ってしまうものですから(笑)

 

こうして3年を過ぎたころでしょうか、完全な緩解がおとずれ、3年半以上、ほぼ4年間緩解している状態です。

 

トイレを心配して外出していた頃が嘘のようです。潰瘍性大腸炎患者の方はどこに行くにもトイレの場所を確認されていると思います。観劇に行く時にも、何度もトイレに行くかもしれないことを考えると、「通路側の端」をとらないといけないことや、駅でのトイレの場所、高速バスはトイレ付でないと・・・など。。

 

もうそういう心配をしなくていいと思うと・・・(嬉涙)

 

それに当時、腹痛で苦しい顔をしている夫と一緒にいるたびに、自分の胃を痛めたようで、すっかり胃潰瘍になってました。。

 

夫の病気に対する不安がすっかり染みついてしまったのか・・あのお経を唱え過ぎたせいか・・最近でも、何でこんなに気持ちが軽いんだろうって思うことがあるのです。あれ?おかしいなぁ、何か軽いって(笑)
ああ・・・夫の潰瘍がないんだってことにしばらくたって気付くという・・・夫の潰瘍を治すための情報集めが何だか習慣になっていたものですから。

 

もう何年も快調なのに、今でも「お腹の調子は?」「下痢してない?」って聞いてしまうのです。染みついた不安や恐怖はなかなか拭えないものだということを実感しています。

 

急激な食事療法によって、様々に好転反応と思われる症状が出ましたが、現在の緩解までに至った道のりをこれから少しずつでもご紹介させていただきたいと思います。

 

人それぞれに合う合わないがあると思いますので、夫が合わなかったものが合うかもしれませんし、またその逆もあるかもしれません。

 

でも、潰瘍性大腸炎で苦しんでおられる方が少しでも良い方向へ向かうきっかけになったらと思いまして・・・夫の再燃中に何とかしたい思いで100冊以上の本を読みあさり、ネットで情報収集をしまくりました。もちろん、わたしのバイアスが入った情報になってしまいますが、お役に立てましたら幸いと思います。

次につづきます)