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潰瘍性大腸炎のリスクを増す「現代小麦」の害

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小麦は食べるな!!』は、本当に読んで良かった本です。アマゾンのレビューでも、完全に除去するのは無理と書かれている方もおられますが、おそらく健康な方なんだと思います。わたしの場合、夫の潰瘍性大腸炎(現在緩解状態ですが常に不安・・)に加え、自分の激しい偏頭痛生理痛、そしてニキビなどの問題もあって、いろいろな治療をしても、どんなに食べ物を気をつけても、治らない日々が続くと、もうやってみるしかないという状況になります。

 

この本では、結腸切除と回腸人工肛門を迫られた潰瘍性大腸炎の方が小麦抜きの食生活3カ月でほぼ治ってしまった体験が書かれております。この方はセリアック抗体検査では陰性を示したのに、小麦とグルテン除去で治ってしまったようです。小麦アレルギーにはまだまだ人間が考えた検査だけでは解明されてないものがあるということだと思います。

 

セリアック病とは、免疫介在性グルテンアレルギーによって引き起こされるもので、疱疹状皮膚炎、肝疾患、自己免疫疾患、インスリン依存症糖尿病、神経障害、栄養失調などがあげておられます。そして、セリアック病は、自己免疫炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病になるリスクが非セリアック病患者に比べると発症率は68倍だと記されているではないですか!

 

小麦グルテンの「グリアジンタンパク質」は腸壁を透過する特殊な能力があるようで、このグリアジンが引き金になって「ゾヌリン」というタンパク質が腸に放出されるそうです。

 

この「ゾヌリン」。いかにも悪そうな名前ですが・・・

 

グリアジンが引き金になってゾヌリンが放出されると、腸の密着結合が壊され、グリアジンやほかの小麦タンパク質の断片といった望ましくないタンパク質が血液に入り込みます。すると、T細胞などの免疫活性化リンパ球がこれに反応し、さまざまな「自己」タンパク質に対する炎症過程を引き起こします。」

『小麦は食べるな!』 Dr.ウイリアム・デイビス著 白澤卓二訳 日本文芸社

 

 

すぐに夫に「今日から小麦を断ちます」と伝えました。「えー」という夫に、これを読めばわかると伝え、「僕は大丈夫だよ~」と根拠のない返事が返ってきましたが、読んで納得したようで小麦はほぼ断っております。たまに「僕は小麦は大丈夫だよ~トマトソースのパスタが食べたいなぁ」などと申したりしますが・・・

 

この本で衝撃的だったのは、小麦はヘロイン同様の中毒症状を引き起こし、統合失調症や自閉症、ADHDの特徴的な症状の悪化と関連していると記されているのです。ヘロインって・・・桜沢氏は「砂糖はアヘンよりも致命的で放射能の死の灰よりも危険な毒である」と言われましたが・・・小麦も砂糖も要するに麻薬と同等かそれ以上ということですか?!

 

全粒粉は(血糖インデックス72)は、砂糖(スクロース、血糖インデックス59)以上に血糖値を上げます(ブドウ糖は血糖値を100上げるため、血糖インデックスは100です。ある食品が血糖値を上げる度合いをブドウ糖と比較したものがその食品の血糖インデックスです)。」

 

『全粒粉パンのほうがスクロースを持つ食品より血糖値を上げます』わたしがそう話すと、たいていの人がショックを受けます。」

『小麦は食べるな!』 Dr.ウイリアム・デイビス著 白澤卓二訳 日本文芸社

 

相当なショックを受けましたよ・・・オーガニック全粒粉パスタ、オーガニック全粒粉パンにこだわって食べてましたから・・・

 

「現在世界中に供給されている意図的に品種改良された小麦は、その大半が国際トウモロコし・コムギ改良センター(IMWIC)で開発された品種の子孫です。メキシコシティの東野シエラマドレ山脈のふもとに設置されたIMWICは、1943年にロックフェラー財団とメキシコ政府の協力のもとで農業の自由自足を目的とした農業研究プログラムを開始しました」

『小麦は食べるな!』 Dr.ウイリアム・デイビス著 白澤卓二訳 日本文芸社

 

もう・・・おわかりですね。この方々が関わっているということは・・・健康になるものを作るはずがない(汗)

 

現代の穀物の中で小麦だけ急激に血糖に変換されるものとしています。ご自分が試されたことで「臨床試験とは言えない」と前置きされてますが、野生種であった「ヒトツブコムギ」「フタツブコムギ」で作ったパンでは急激な血糖の上昇はみられなかったのに対し、現代の品種改良された有機栽培全粒粉のパンでは急激な血糖の上昇がみられ、その他に腹痛、吐き気などがみられたことが記されています。

 

小麦抜きの生活というのは、お醤油にも小麦が入ってますから、外食で完全に小麦を断つことは難しいです。ただ不完全とはいえ、やってみて実感として言えることは、肌は綺麗になり、身体が軽くなり思考がクリアになってきたということでしょうか。激しい偏頭痛の回数が激減しました。それと、朝起きた時、時々あった手のこわばりがなくなりました。小麦は関節炎リウマチをも引き起こすと書かれているので、それらの軽い症状も消え去ったようです。

 

とにかく、小麦による影響は頭からつまさきまでということのようです。読んでいると、結局全部の疾患に影響を与えているような感じです。

 

ビーガンが多いハリウッドの俳優さん達は、すでにグルテンフリーの食生活をされてる方が多いようです。夫の潰瘍性大腸炎を再燃させないためにも、今後とも我が家もグルテンフリー生活でいこうと思います。

 

(追記)

夫とともに小麦粉断ちをして、知らない間にわたしの低血糖症の症状がほぼなくなってしまいました。「ほぼ」というのは、昼食に外食で白いご飯を食べた時には夕方ぐらいに軽い低血糖の症状が出ます。玄米ではならないので、白米は急激に血糖を上げることが身体でわかりました。