エキストラバージン・オリーブオイルのほとんどが偽物?

我が家では、夫の潰瘍性大腸炎の再燃を防ぐためにも、細胞の粘膜を守ってくれるエクストラバージン・オリーブオイルは必需品です。

 

オリーブオイルには抗酸化作用抗炎症作用がある「オレオカンタール」という成分が含まれているのです。

 

それだけではありません、オリーブオイルの主要な脂肪酸であるオレイン酸は乳がんの20%~30%に関与するがん遺伝子の働きを抑えるという研究も発表されています。(ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部が2005年に発表)

 

ただしこれらの効用は、本物のエキストラバージン・オリーブオイルに限ってだということなのです。

 

え?エキストラバージン・オリーブオイルに偽物なんてあるの??と思われるかもしれませんが・・・

 

実は現在市場にあるエキストラバージン・オリーブオイルのほとんどが混ぜ物などをしている偽物であるということを最近知りました。

 

この事実を知るきっかけとなった本が以下の本です。


奥山治美著『本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用』を読んで、「オリーブオイルは大腸前癌細胞を異常に増やす」など・・・健康には良くないのだということをツラツラ記されていたからです。

 

┌|゚□゚;|┐

 

エドガー・ケイシーがひまし油湿布の後に飲むことを勧めていたオリーブオイルが身体に悪いなんて・・・あり得ないでしょう・・・

 

で、こんなことが記されてあったのです。

 

 カナダのグループは、オリーブ油の脳出血促進作用を見つけました。脳卒中ラットの寿命を短縮するのです。わたしのグループも確認しています。

このようなオリーブ油の悪い面は、ちゃんとした論文になっているにもかかわらず、一般の人はほとんど知らされていません。

オリーブ油は健康に良いとするイメージがメディアを席巻しているからです。オリーブ油の流通に力をもつ国際的なグループの力が強大なのです。

奥山治美、「本当は危ない植物油」、角川書店、2013年、P.153

 

 

「オリーブ油」としか記されていないので、高温処理されたり、ヘキサンを使って抽出したものか、劣悪な環境によって超酸化していたものを摂取していたのかなどがわかりません。エクストラバージン・オリーブオイルならばあり得ないだろうと思いましたが、国際的なグループの力・・・というのに引っ掛かりまして、ちょっと調べてみることにしました。

 

そして・・・わりと簡単に行き着いてしまったのがトム・ミューラー著『エキストラバージンの嘘と真実 スキャンダルにまみれたオリーブオイルの世界』でした。

 

オリーブオイルが身体に良い悪い以前に、いわゆる食品偽造がオリーブオイルにもあるのが一般的だということを知ったのです。しかも、オリーブオイルの中でも最も身体に有効な成分を含んでいるエクストラバージンに!

 

誠実にオリーブオイルを作ってくださっている生産者が誤解されないために・・・。先の引用は、酸化したオリーブオイルか、偽物のエクストラバージン・オリーブオイルなら正しいのかもしれません。

 

ここで念のため・・・エクストラバージン・オリーブオイルとは

「オリーブの樹の果実から、機械的あるいは他の物理的処理方法だけを用いて絞られた油であって、その変質に結び付くような(高い)温度条件下で処理をしてはならず、また、洗浄や静置(上澄み分取)、遠心分離、ろ過以外の処理をおこなっていないもの」

であると、国際オリーブ協会(IOC)により規定されています。

 

この本では、エキストラバージンとラベルに書かれてあっても、精製オイルやオリーブ以外の原料からつくった安いオイル(菜種油や大豆油など)が混ぜ込まれているというのです。しかも着色もされているオイルも・・・。1000mlで1000円程で売られているエキストラバージン・オリーブオイルは、まず偽物であると考えた方がよいそうです。

 

ということは・・・一般的なスーパーで売られているものは本物ではないということになります。しかも、オリーブオイルの抗酸化成分など健康に有益とされるものは入っていないとのこと・・・

 

というより身体にとって有害なものが混ざっているのです。オイルを抽出するために石油系溶剤(ヘキサン)が使われていますし、低温処理などの高コストなことはしていないので高温処理により酸化しており、化学処理や酸化による酷い臭いをとるために脱臭加工、色の加工などもされたオイルですので、人体に入れれば有害となり得るものです。ましてや菜種油大豆油が入っていれば、農薬の問題、そして遺伝子組み換え作物である可能性が大です。

 

そして唖然としたのは、一流のイタリア人シェフでさえも、本物のエキストラバージン・オリーブオイルの味を知らない人がいるとのこと・・・・

 

わたしも夫と結婚する前までは本物のエキストラバージン・オリーブオイルを知りませんでした。潰瘍性大腸炎の疾患をもつ夫は、食べた物が即、ゲリピーへとつながるため、結婚後はオイルや調味料関係もかなり吟味して、自分が知る限り良質なものを購入し始めました。

 

エキストラバージン・オリーブオイルもオーガニックの良質で高価なものを選んで購入し始めたのですが、初めて本物のエキストラバージン・オリーブオイルを飲んだ時は本当にびっくりしました。喉がヒリヒリするぐらい辛くって、ものすごい勢いでむせてしまったのです。今までのあのマイルドなオリーブオイルはいったい??

 

実は、ポリフェノールなど身体に有益な成分を多く含んでいるエキストラバージン・オリーブオイルこそが苦み辛みなどの刺激成分を感じるのです。わたしたち一般の消費者は長年マイルドな偽物のオリーブオイルに慣らされてきているので、これを「まずい」と感じてしまうのだそうです。

 

なぜ偽物のエクストラバージン・オリーブオイルが横行するのか?なのですが、その背景にはEUの農業保護政策の弊害、食品の品質を監督する政府と業界の癒着、マフィアの暗躍、植物油の精製加工技術の進歩、弱腰の食品行政など、さまざまな要素が複雑に絡み合っているとのこと。

 

食品偽装は今後も無くなることはないでしょうから、、とにかく、自分の身体は自分で守るしかないので、何の商品でも、誠実に調和のとれた良いものを作ることに取り組んでいるメーカーから購入しようと改めて思ったのでした。

 

 

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オリーブオイルに含まれる、オレイン酸についてはわりと有名ですが、オレオカンタールについてはあまり良くは知られていないと思います。上述しました本にわかりやすく説明がありましたので、引用させていただきます。

オレオカンタール Oleocathal

高品質のエキストラバージン・オイル内に生じる有機化合物。強い抗酸化作用と、鎮痛剤に使われるイブプロフェンに似た効果的な抗炎症作用を持つ。上質なオリーブオイルがのどを通る時にピリッと感じる胡椒のような刺激が、オレオカンタールによって生じることをユニリーバの研究チームが最初に発見した。モネル化学感覚センターのギャリー・ビーチャム所長率いる研究チームがさらに研究を進め、オレオカンタールのもたらす作用がイブプロフェンと非常に類似していることがわかった。研究では、オリーブオイルの大半は、オレオカンタールを比較的豊富に含有しており、この物質に心臓疾患、がん、アルツハイマーなどの病気に対する治療作用があるかもしれない、としている。

トム・ミューラー、「エキストラバージンの嘘と真実 スキャンダルにまみれたオリーブオイルの世界」、日経BP社、2012年、P.362

 

 

オレオカンタールについては、松生恒夫著『オリーブの健康世界』にも詳細が載ってまして、イブプロフェンと同等の効果を得るには、一日に50gのエクストラバージン・オリーブオイルを摂取すればよいとのことです。

50gは、大さじ一杯がおよそ12gなので、大さじ4杯より少し多めです。そんなに無理な量でもないです。大さじ2杯はサラダや納豆、ご飯などにかけてしまえば簡単に摂取できますし、後は炒め物に使えば50gはとっくに超えてしまう量です。慢性的な痛みに悩まれ、痛み止めを服用されている方にとっては試してみる価値はあるかもしれません。

 

イブプロフェンと似た効能があるということは激しい生理痛の時に知らなかったので、激しい生理痛に効くかはわかりませんが、お腹が少し痛くて重く、頭もスッキリしない時に、エクストラバージン・オリーブオイルを大さじ1杯半ぐらいをそのまま飲んでしばらくすると、少し痛みが減りました。既定の量を飲めばかなり効くかもしれません。それより驚いたのは、腹痛に効けばと思って飲んだのですが、頭がとてもスッキリしたので、なるほど・・・脳神経に良いというのは本当なんだなぁと実感しました。認知症にも有効であるというデータもあるのです。

 

イブプロフェンと似た効能だけでなく、この本の第三章に「次第にわかってきたさまざまな疾患に対する効用」とあり、オリーブオイルについての研究発表について取り上げ、さまざまな効能について記されています。

●痛みの緩和

●心臓血管リスク低減

●アンチエイジング

●食道・胃への負担がない

●肝臓からの胆汁分泌と胆嚢の機能を同時に促進する効果はオリーブオイルだけ

●乳がん、大腸がんの抑制

●活性酸素の抑制

●抗ヘリコバクタピロリ菌活性

などなどです。

 

以上のことはもちろん本物のオリーブオイルでの効能です。 偽物のオリーブオイルには多量摂取では大腸がんを促進するといわれるリノール酸(n-6系脂肪酸)である大豆油や菜種油が使われておりますので、以上のような結果とはかけ離れたものとなります。

 

大豆油などのサラダ油の危険性については、山嶋哲盛著『サラダ油が脳を殺す —「錆び」から身体を守る』で大変詳しく記してくださっております。ちなみに、オリーブオイルにも少ない割合ですがリノール酸があります。この本でも安いオリーブオイルについて、「値段次第で毒にも薬にもなり得る」と警告を促しています。

 

このオレオカンタールやポリフェノールがたっぷり入って、しかも激しく美味しいのがバリアーニ グリーンオリーブオイルです。我が家で潰瘍性大腸炎の夫や、認知症予防等のために両親にも毎日欠かさず摂取してもらっているエクストラバージン・オリーブオイルがこれです。

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バリアーニ家が作っているのは、2本のエクストラヴァージン・オリーブオイルで、バリアーニ グリーンオリーブオイルバリアーニ レギュラーオリーブオイルです。このグリーンオイルが素晴らしいのです。原料の収穫は1年のうち、わずか3週間のみという完熟前の緑色のグリーンオリーブを使ったものです。ポリフェノールが豊富で、飲めるオリーブジュースとも言われ、グリーンオイルはイタリアでは旧地主・特権階級だけが味わえたものだそうです。

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こちらがレギュラーオイル。完熟したオリーブオイルで、加熱用はこちらを使ってます。

 

高い!って思われるかもしれませんが、本家で購入すればまとめ買い割引がありまして、2点10%引き、3点15%引き、4点20%引き、5点25%引き、6点から11点まで30%引き、そして何と!12点35%引きにもなるんです。実家と折半して12点購入して35%引きにしていただいております。そして、毎回何かしらプレゼントが入っております。物も嬉しいですが、その気持ちがとても嬉しいのです。

 

税抜きですが、1Lが1万円のグリーンオイルが6,500円で購入できるのです。こんなに素晴らしいオリーブオイルが超格安なのです。良質なオリーブオイルは500mlで5,000円はしますから・・・この品質でこれだけ安くなるというのは、輸入代理店さんだからできることかもしれません。

 

ですので、まず楽天で買ってみて、気に入ったら(気に入ると思いますが...)本家のサイトでまとめ買いするのがベストチョイスではないかと思います。

 

バリアーニ家のオリーブオイルは、本当に、大変こだわりぬいて作ってくださっています。詳しくはバリアーニ家のオリーブオイルを輸入している日本ホールズさんのHPで、ブレンドされたオリーブオイルのことや、本物のオリーブオイルの見分け方などについても詳しく教えてくださっています。

日本ホールズさんのオリーブオイルについての詳しい説明

 

バリアーニ家のオリーブオイルの凄いところは、

●手摘み、夜明け前収穫で、4時間以内搾油されていること。

●とにかく酸化させないことを徹底されており、非加熱、無濾過、空気と紫外線の完全遮断によって作られていること。

●よって、酸化度がとても低いこと。100g中の酸化物質が0.3g以下(0.8以下でエキストラバージンの呼称をつけられます。)

●製造過程のみならず、ボトリング後の日本への輸送中、日本ホールズさんに到着後も温度管理(平均18度)がなされていること。なので、日本ホールズさんから直に購入することをお勧めいたします。

遮光瓶であることは当然なのですが、それに加えて遮光袋までがついていること。

毎年、輸入代理店の社長さんが品質を確認するため、製造現場に立ち会われているという安心感。

●オリーブ果実の採取時期とボトリング年月日をラベルに記載してある。←これはなかなか見たことがないです。

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無農薬のオリーブを使っているのは当然です。そして、美味しさが何よりの証拠です。

 

あと・・・バリアーニ家の皆さんの写真を見てください。素朴な感じで(笑)人のことを言えた人相ではないのですが・・・わたしは結構生産者の人相をじっと見て決めることもあります(笑)

 

このバリアーニ家のグリーンオイルがあったら、何でも上等な味に仕上がります。パンにオリーブオイルをつけて食べると、ジャムやその他のつけるものなんてまったく興味がなくなるぐらいけた外れに美味しいのです。(小麦の害を知ってからは残念ながらパンを食べなくなったのでパンにオリーブオイルはやっていません・・・)

 

十割そばを茹でた時にもお汁に入れると美味しくなります。疲れて究極に何も作りたくないけど空腹の時には、かつお節とすぐきの漬物をご飯にまぶしてグリーンオイルとお醤油を混ぜて食べます。ねこまんまですが・・・(笑)

 

グリーンオイルが体内に入ると元気になるんです。シンプルな料理ほどそれがわかります。ちなみに、オリーブオイルには白米よりは玄米の方がわたしには圧倒的に美味しく感じます。最近読んだのですが、やっぱり同じことを思っている方がおりました(笑)

 

食べるだけでなく、オリーブオイルは皮膚にも塗っています。お風呂上がりに素早く全身に軽く塗るとものすごい皮膚の状態が良好になります。張りが出てサラサラツルツルになるのです。

 

洗髪後に髪の毛にも軽くつけます。コンディショナーは必要なくなり、髪の状態もサラサラで顔に髪の毛がついても安心です。

 

もちろん顔にもつけています。オリーブオイルにはUV効果がありますので、乾燥する冬だけでなく、紫外線が強い春先から夏にかけても全身につけています。故宇野千代さんは高齢になられても大変美しい肌をされていたのですが、その秘密はということでご自身の著書の中でオリーブオイルを薄く塗っていることを明かされていました。(注:くれぐれも本物でないオリーブオイル皮膚には塗らない方がいいです。)

 

母にバリアーニ家のグリーンオイル飲んでもらった時、「これが美味しいの?・・・・」という感じでした。それが、ものすごいく身体に良いし、老化を防いでくれるからと無理やり料理にかけて食べてもらっていたら、何と、1ヶ月後ぐらいには「このオイルは本当に美味しいね~」という言葉に変わってました(笑)今ではこれをかけると何でも美味しくなると、漬物でも何でもかけて食べているようです。

 

何にしても、良いといわれるものはどんどこ試して乗り換えていくのですが、オリーブオイルだけは恐らくずっとバリアーニ家が作ってくださっているものを使い続ける予感がいたします。

 

お読みいただきまして、ありがとうございます。

 

次に続きます。

 

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