夫の潰瘍性大腸炎 奮闘記(2)

夫が壮絶な再燃の状態の間にも、一応、一般的に良いといわれる治療は挑戦していました。ただし、白血球除去法だけは何となく近寄らなかったのですが・・・

 

もちろん、並行して酵素玄米、甲田療法、ゲルソン療法、そして、手探りで栄養療法をやっておりました。

 

緩解へと至るまでに試した治療方法です。まずはクリニックに通った療法です。

 

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ATM療法→2週間の服用を終えて確かに下痢は止まったようです。あまりの効き方の早さにびっくりでしたが・・1か月でまさかの再燃。副作用は軽い吐き気があったようです。もう7年ぐらい前のことになるので、詳細が伝えられず申し訳ないです。

 

 

広島観音クリニック→ATM療法のときほど劇的とはいきませんが、副作用もなくゆるやかに効いたみたいです。

 

(初診時)1日の便の回数:15回、排便時の腹痛・下痢・下血あり
(1ヶ月後)1日の便の回数:6回、排便時の腹痛ほとんどなし・下血は減少している・下痢はあったりなかったり
(3ヶ月後)1日の便の回数:4回、排便時の腹痛なし・下血なし・下痢はあったりなかったり
このとき漢方薬に付属していた便潜血検査キットで調べると陰性。

 

このように、かなり良くなったのですが、それ以降は3か月目の状態以上の進展は望めず、薬が効いているという感じがしなくなったようで、夫は5か月で飲むのを中断しました。というか・・中断しているのもその当時わたしは知らず・・(怒)しっかり飲んでいれば再燃は避けられたかもしれませんが、仕事のストレスにより6カ月で再燃してしまいました。まぁ・・でもこの時の仕事のストレスはかなりのものだったようですので、何をしていても再燃は避けられなかったかもしれません。

 

 

昌平クリニック→2か月処方された漢方の煎じ薬を飲みましたが、本人いわく自分には効いてる感じがしないということと、費用が高いことがネックとなり2カ月でやめてしまいました。漢方は飲み続けることで効き目が出てくるかと思いますので、費用面で折り合いがつく方にお勧めいたします。

 

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その後、草はみさんのブログ青黛が紹介されており、即効購入して試してみました。

 

青黛→あまり症状は変わらず、夫には効きませんでした。広島観音クリニックで使われている薬の主成分であるようです。

 

でも!その後、兄が潰瘍性大腸炎だと医師に言われたと驚きの報告がありました。
離れて暮らしていたので、状況をあまり知らなかったのですが、かなり苦しんでいたようで、相談されて青黛を勧めたところ、あっさり治ったそうですexclamationexclamation

 

ただ、青黛を飲むと体がとても冷えたとのことで、ショウガ粉を摂取することで冷えに関しては改善されたそうです。その後、潰瘍性大腸炎を患っていたことなどなかったことのように過ごしています。この前も会いましたが、すこぶる元気でした。兄はもう5年の緩解なので、もはや完治なのでしょうか。

 

この違いは何か・・・

 

兄は診断から1年以内に服用。
夫は20年以上経ってから服用。

 

発症初期には効く?

 

謎ですが、お安いですし試してみる価値はあるのではないかと思っています。
その当時、楽天で購入しました。現在商品を確認しましたら、出血が止まった方がレビューされているみたいです。

 

青黛については草はみさんのブログで詳しく書かれてますので是非お読みになってくださいね。
草はみの潰瘍性大腸炎・クローン病最新情報

 

●ハルダ・R・クラークさんのハーブでがんの完全治療を参考に寄生虫駆除プログラムを実践→夫は劇的にこれが効いたのです。ステロイドと同じぐらいの効き目だったようで、5日目ぐらいには下痢が止まっていたとのことです。

 

この寄生虫駆除プログラムについては、現在書籍が絶版のため、後日詳しく書きたいと思います。

 

しかし、これらの療法も、基本的な食事の改善と精神的ストレスの改善なくして再燃はあり得ると思うのです。病気に至る体質は食事思考が大いに関係があると思うからです。

 

わたしたち夫婦が実際にたどり着いた食事の摂り方などについては以下の通りです。これらを実践するようになってから、本当に心も体も軽くなりました。

 

要するにシンプルにすること。それにつきるのだと思います。これって江戸時代なら普通のことだったのではないでしょうか。

 

あまりに企業の利益のための商戦や、早く安く手軽にということを求めすぎた結果、不自然極まりない食生活が普通になってしまいました。

 

確かに、それはわたしたちが求めた結果だと言われるかもしれませんが、コマーシャルや企業戦略などの刷り込みも少なからずあったと思うのです。

 

一日三食・・、朝食を食べなければいけない・・、お肉を食べてバランス良く・・、砂糖は脳の栄養源・・、牛乳はカルシウム摂取に必要・・、食品添加物は動物実験で安全なものだけが使われてる・・・。これらの洗脳からも早く抜けだすことも大事かと思います。

 

エドガー・ケイシーは、骨や細胞は7年で総入れ替えされると述べております。

 

実際、これらのことを7年やってきて、徐々に夫の性格が変わってきたのです。結婚当初はすぐに怒ってばかりおりました。キレルこともあったし・・独り言も多かったし・・(汗)ビタミンB群やカルシウム不足だったのかもしれません・・・。

 

様々な解毒方法により肝臓が浄化されたのか?(肝臓が悪い人は怒りっぽいですから・・)
脳への栄養という点では良質な脂肪の摂り方による影響も大きかったと思います。栄養療法が身についてきた頃には、そういった夫の「怒り」はほとんどなくなりました。

 

怒りっぽいご主人や子どもさんがおられましたら、栄養療法はかなり効き目がありますよ~
その性格は実は脳の栄養不足体内の毒素が原因の可能性はかなりある気がいたします。そんな奥さんいい加減なことを・・って思われた方・・
アメリカでは栄養療法で精神疾患を治しているのです。大沢博氏の著書や翻訳本を検索してみてください。

 

現代は、空気や食べ物やお水を通して口から、そして経皮毒といわれる皮膚から有害物質が入ってくる時代です。

 

まさか・・みなさん!いまだに合成洗剤をお使いではないですよね?洗濯洗剤、歯磨き粉、食器洗剤、お風呂やトイレの洗剤・・・大丈夫ですか?歯磨き粉はまさかフッ素入りではないですよね?
(フッ素や合成洗剤、経皮毒については、後日アップさせていただきます。)

 

体内に溜まっている毒素を出すことを心掛け、食事をシンプルにすることで、思考もシンプルになってきたような気がいたします。

 

そんなこんなで、現在は約3年半以上、もうすぐ4年の緩解が続いております(平成25年11月現在)。

 

夫はずっと緩解の時でも食べ物によってはすぐに水下痢になってしまっていたのですが、今はほとんどの物が食べれるようになっています。(魚以外のお肉はもともと食べてないです)
お野菜の中でも、焼き芋だけは食べるとダメなんですけどねぇ・・・
本人は食べたくて認めないのですが・・・明らかに焼き芋を食べた後に調子が悪くなります。

 

振り返ってみると、本当に沢山のことを実践してまいりましたが、現在でも続行していることは、以下のことです。

 

1.砂糖をやめる(だからと言って人工甘味料はダメですよ!)

 

2.油の種類に気をつける(トランス脂肪やフリーラジカル、そのほか有害物質が含まれるヘキサン溶剤を使った精製油は摂らない。昔ながらの作り方(低温圧搾)をしている良質のオリーブオイル、アマニ油、ココナッツオイル、ごま油などを摂る。)

 

3.乳製品をやめる

 

4.良質なビタミン、ミネラルをとる(栄養療法)

 

5.食品添加物を避ける(一般的なスーパーの食品は添加物だらけです)

 

6.酵素玄米を主食に一汁一菜を心掛ける(小麦粉、グルテンはなるべく摂らない)

 

7.体内毒素を溜めない(醗酵液服用、吸い玉、洗腸、クレイ療法、半日断食など)

 

8.体を冷やさない(温熱療法、冷え取り靴下など・・「冷えは万病のもと」って昔の人はすごいですよね)

 

それと・・・基本的には朝食は食べません。朝は体が解毒をする時間であるという甲田先生の教えに納得しているからです。あ・・でも、旅行の時に朝食付きプランのホテルに泊まった時は食べますが・・旅行は朝からしっかり動くことが多いので勝手によしとしています。

 

これらのことは、一つだけ特化してやって「何々の原因」「やめれば治った」などと本に書かれていたりしますが、ビタミンを完璧なまでに摂っていても、砂糖を大量に摂取していては、ビタミンやカルシウムの消費が激しく、実質のところ吸収されている量に疑問を感じますし、油だけ良いものにしていて心臓病などのリスクが減ったとしても、乳製品を大量にとっていたら骨粗鬆症や乳癌などのリスクは上がるといわれています。実は牛乳を大量に摂取している人は潰瘍性大腸炎になりやすいという文献も読んだことがあります。後ほどソースを探さなくては・・・
今では潰瘍性大腸炎をすっかり治してしまった兄ですが、成長期に牛乳パックを一日1本以上飲んでました。買い物担当だった幼いわたしは、買い物に行くたびに重たい牛乳パックを4本買っていたのを思い出します・・
なので牛乳大量摂取説はかなり納得してしまいました。

 

ではでは、上記8項目をこれから詳しく取り上げさせていただこうと思います。

次につづきます)

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