夫の潰瘍性大腸炎 奮闘記(6) 再燃時の食事②
梅干:現在もですが、必ず一日一個は食べさせていました。東城百合子氏は梅は万病に効く特効薬であると『薬草の自然療法-難病も自然療法と食養生で治そう』で記されています。疲労回復・血液浄化・胃腸障害・食欲増進・老化防止に加え、情緒安定にも良いのです。梅にはマンガンが多く含まれており、愛情ミネラルとも呼ばれています。マンガン不足のうさぎが子育てをしなくなったという報告もあるようで、大切な人へのプレゼントには梅干しがいいかもです。
「高血圧で梅干しが食べれない」というのは間違いなようです。東城百合子氏は梅干しを食べて高血圧が治った実例は多いと記されています。
お味噌と同様に、梅干しも古いものほどバクテリアや酵素の働きが強化され薬効が強まります。お勧めの三年漬け 自然農法梅干です。わたしは一度に数袋買って森修焼の器に保存しています。ビニールに入れたままの保存は何やら溶け出してきそうで怖いので。
梅肉エキス:ハチミツと一緒に溶かして飲ませてました。疲労回復にはかなり効果的です。整腸にもなりますし、梅干し同様にあのすっぱさが唾液線を刺激してバロチンという若返りホルモンが分泌されますので、骨や筋肉、血管を若返らせてくれます。腸に潰瘍ができまくってしまって、ガリガリに痩せていく夫にはこの梅肉エキスは必需品でした。
昆布粉:血液の浄化、腸の浄化をすると東城百合子氏の本に記されており、お味噌汁に入れておりました。酷い再燃の時は、お味噌・昆布粉・あごだし・サカナのちから(現在販売されてないです)を小さじ一杯ずつ入れて、野菜などは何も入れずにそのまま飲ませてました。
独り暮らしの方などは、お味噌汁をお鍋で作るのが億劫になると思いますが、コップにこれらの材料を入れてお湯を注ぐだけで簡単にミネラルと醗酵食を摂取できます。毎日のお味噌汁は弱った身体に力をつけてくれると思います。わたし自身、体調不良で一人の時にはこれを作って飲んでます。現在は、サカナのちからの代わりに必須アミノ酸ではないですが、海のペプチドを入れてます。これは本当にお味噌汁の味がグッと上がります。
(追記:昆布屋さんから、病気に効くのは真昆布が良いというのを聞いてからは根昆布も混じっている天然真昆布粉末か、100%天然真昆布を使ってました。そういえば、おやつ昆布という小さくカットした昆布をお腹が空いた時に食べてもらっていたのを思い出しました。)
お味噌汁を作られる時は、海の精などの自然塩で作られたお味噌が良いと思います。海の精では玄米味噌や豆味噌などがあります。食べていただくと身体が反応すると申しましょうか・・・元気になるので、一般的なスーパーで売られているものとの違いはすぐにおわかりになると思います。
(追記)お味噌も梅干しもできましたら三年ものの方が身体に有用なバクテリアが沢山増えていて、しかも美味しいのでお勧めです。我が家では最近、星六さんの塩は海の精を使われているこだわり味噌三年ものをお安い味噌に合わせて使っております。
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次に続きます。
参考書籍:
『薬草の自然療法-難病も自然療法と食養生で治そう』 東城百合子著 池田書店